現在-感情=未来
先人達の足跡からみえる基地問題
◆ チラシ裏面
開催日 2016年2月14日(日曜日)
<スケジュール>
10:00 ~ 12:00 1部 フィールドワーク
12:00 ~ 13:00 昼休憩
13:00 ~ 15:00 2部 映画上映
15:00 ~ 17:00 意見交換
参加費
1部 500円 案内人 金城 勇
受付 9:45 大正区役所前
2部 500円 比嘉賢多さん作品上映
受付 12:45 関西沖縄文庫
【 事前申込不要 】
問合せ 関西沖縄文庫 TEL 06-6552-6709
主 催 / 沖縄に基地を押しつけない市民の会
【フィルモグラフィー】
『沖縄/大和』(2014 年/98 分/カラー)、
『豪也少年と妖精の森』(2013 年/51 分/カラー)
- 監督:比嘉賢多 ひが・けんた -
1991 年 沖縄県出身。和光大学表現学部総合文化学科卒業。
漠然と映画監督になりたいと思いながら、大学入学で上京。初めて撮った劇映画は、内地で撮って内地の人が出ているのに、観た人から「でも沖縄映画だね」と言われました。「沖縄映画」という言葉すら始めて聞いた僕は、本や映画を観て勉強。映像研究ゼミの卒業制作として、『沖縄/大和』を撮りました。
最初は何もテーマを決めず、2 か月あれこれ沖縄で撮って、その素材から「ライン」というテーマを見つけ、再び撮影を行って完成させました。僕も含め「復帰後世代のウチナーンチュ」は生まれた頃から米軍基地が生活の近くにあり、沖縄の風習も文化も本来のウチナーグチも知らずに生活してきたことで、沖縄に対しても大和に対してもギャップを感じてしまう、いわばアイデンティティの拠り所を失った文化的難民状態にあると思っています。なので、対立した考えや世代、立場の違う人たちに異なった意見を言われるたびに「こっちも正しいかも」とふらつく僕自身の芯の弱さも含めて、映画の中に組み込み、捉え直そうと試みました。